さあ寝よう

宵っ張りの朝寝坊による、徒然なるひとりごとのブログ

映画館行こ!&映画『カラオケ行こ!』

今週のお題「急に休みになったら」

おそらく映画館に行くでしょう。ふだんの休みと変わりありません。映画は映画館で観るために作られたものだから、家で観るよりも映画館で観た方が断然楽しい。

最近だと『カラオケ行こ!』を観ました。歌ウマを目指すヤクザと歌ウマ中学生の交流を描いた日本のコメディ映画。 笑いました!久々に聴いた紅が良かった。思いのほか青春映画でした。 エンドロールの後に映像があります。観に行かれる方は最後まで退場しないでね~。

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映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

…を観てきました。若かりし頃の目玉親父がかっこいい!

時は昭和30年代、鬼太郎が生れる前のこと。舞台はある一族が牛耳っている、因習に満ちた田舎の村。銀行員の水木は密命と野心を抱いて東京からその村へやってきた。そこで行方不明の妻を探しに来た鬼太郎の父(後の目玉親父)と知り合い、一族の事件に巻き込まれていく…という話。

前半は犬神家の一族のような横溝的ミステリー調で、中盤からファンタジーの要素が加わります。ミステリーとダークファンタジーを足して二で割るのではなく、足しっぱなしにしたような感覚です。そして最後には感動してほろりと泣けてきました。鬼太郎で泣くと思っていませんでした。いい話でした。

目玉親父である鬼太郎のお父さんが妻思いの一途な男性で、強くてかっこいい。親父なんて雑な呼び方は似合いません。クレジットの役名も親父ではなく”鬼太郎の父”になっていました。

原作やテレビ版のアニメを見ていなくても十分楽しめます。 エンドロールの途中で退席しないでくださいね。最後の最後に映像がありますよ。

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映画『沈黙の艦隊』

お題「ゆっくり見たい映画」

…を観ました。潜水艦同士の戦闘シーンが圧巻の迫力でした。

日本の海上自衛隊の潜水艦がアメリカの原子力潜水艦に衝突して沈没した。でも真相はある国策で…そこに某人物の陰謀がのっかってきて…という話。

なんと言っても潜水艦と空母が見応えありました。潜水艦同士の戦いを初めて見ました。こうやって戦うんだ、と目からウロコでした。当然だけど原作のマンガより実写映画のほうがリアルです。映画館の大画面で、しかもIMAXで観ることができて楽しかったです。

ストーリーは問題提起で終わってたけど、続きがあるのかな?続きはなくとも問題提起だけで十分満足ですが。続きがあったら、なお嬉しい。

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映画『銀河鉄道の父』

今週のお題「上半期ベスト◯◯」

2023年の上半期ベスト映画は『銀河鉄道の父』でした。宮沢賢治とその家族の話です。

賢治の父を演じるのは役所広司さん。お父さんが賢治の詩を朗々と暗誦するシーンに涙しました。ダメ息子(※)を温かく見守るお父さん。逆境でも信じて支えてくれる妹、トシ。家族がいたから、賢治は素晴らしい物語を書けたのでしょう。

ラストの汽車のシーンが良かったです。心に沁みる、あたかかな最後でした。

久しぶりに賢治の文章や詩に触れることができて嬉しかったです。賢治ファンとして大満足です。そんなわけで上半期ベストです。

※私生活ははちゃめちゃでした。あんなにいい話を書けるのに。

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映画『不思議の国の数学者』

今週のお題「何して遊ぶ?」

GW中に映画『不思議の国の数学者』を観に行きました。高校生と数学者の心あたたまる交流を描いた韓国の映画です。以下、ネタバレあります。

自由と学問を求めて脱北したのに、南の数学は受験用だった…。息子も亡くなって人生に絶望した数学者。しかし数学が苦手な高校生との出会いと交流を通して再生していく…というストーリー。 ハートフルないい話でした。観終わった後にほっこりします。友愛に国も立場も年齢も関係ないわ。

数学者曰く、数学に大切なことは勇気なんだそうです。私が数学苦手だったのは勇気も余裕も持ち合わせていなかったからだと、今さらながら知りました。

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映画『BLUE GIANT』

お題「ゆっくり見たい映画」

ジャズは知らないし聴かないけど、ジャズっていいなあと思えた映画でした。

サックスを始めた高校生が上京してジャズバンドを組む話。 主人公の男の子が熱い。せっせと練習して一生懸命ジャズに打ち込む姿に、シンプルに感動しました。 私はふだんアニメを映画館で見ないのですが、この映画は映画館で見たくて行ってきました。音楽を映画館の大音量で聴きたかったのです。映画を観に行ったというよりジャズを聴きに行ったという感じです。ジャズのお店に行くのはハードルが高いので気軽に行けてよかったです。よい休日になりました。

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映画「時をかける少女」

今週のお題「SFといえば」

公開は1983年、日本。監督は大林宣彦、主演は原田知世、原作は筒井康隆。大林監督の尾道三部作のひとつ。 以下、ネタバレあります。

ストーリーはタイトルどおり、時をかける話。タイムリープ(タイムトラベルとテレポーテーションを一緒にした能力のこと)を扱ったものです。

尾道で撮影された映像が美しい。SF作品ですが、映像美が相まってノスタルジーやファンタジーを感じます。夢を見ているような感じでした。原田知世さんが歌う主題歌も初々しくて可愛らしかったです。

後にアニメ化もされてヒットしました。でも私は断然、1983年版の実写のほうが好きです。原田知世さんがキラキラと輝いている映画でした。

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