今週のお題「急に休みになったら」
おそらく映画館に行くでしょう。ふだんの休みと変わりありません。映画は映画館で観るために作られたものだから、家で観るよりも映画館で観た方が断然楽しい。
最近だと『カラオケ行こ!』を観ました。歌ウマを目指すヤクザと歌ウマ中学生の交流を描いた日本のコメディ映画。 笑いました!久々に聴いた紅が良かった。思いのほか青春映画でした。 エンドロールの後に映像があります。観に行かれる方は最後まで退場しないでね~。
…を観てきました。若かりし頃の目玉親父がかっこいい!
時は昭和30年代、鬼太郎が生れる前のこと。舞台はある一族が牛耳っている、因習に満ちた田舎の村。銀行員の水木は密命と野心を抱いて東京からその村へやってきた。そこで行方不明の妻を探しに来た鬼太郎の父(後の目玉親父)と知り合い、一族の事件に巻き込まれていく…という話。
前半は犬神家の一族のような横溝的ミステリー調で、中盤からファンタジーの要素が加わります。ミステリーとダークファンタジーを足して二で割るのではなく、足しっぱなしにしたような感覚です。そして最後には感動してほろりと泣けてきました。鬼太郎で泣くと思っていませんでした。いい話でした。
目玉親父である鬼太郎のお父さんが妻思いの一途な男性で、強くてかっこいい。親父なんて雑な呼び方は似合いません。クレジットの役名も親父ではなく”鬼太郎の父”になっていました。
原作やテレビ版のアニメを見ていなくても十分楽しめます。 エンドロールの途中で退席しないでくださいね。最後の最後に映像がありますよ。
ジャズは知らないし聴かないけど、ジャズっていいなあと思えた映画でした。
サックスを始めた高校生が上京してジャズバンドを組む話。 主人公の男の子が熱い。せっせと練習して一生懸命ジャズに打ち込む姿に、シンプルに感動しました。 私はふだんアニメを映画館で見ないのですが、この映画は映画館で見たくて行ってきました。音楽を映画館の大音量で聴きたかったのです。映画を観に行ったというよりジャズを聴きに行ったという感じです。ジャズのお店に行くのはハードルが高いので気軽に行けてよかったです。よい休日になりました。