さあ寝よう

宵っ張りの朝寝坊による、徒然なるひとりごとのブログ

いたずらが裏目に出た

今週のお題「告白します」

病気になると、怒ってばかりの母が少しは優しくなる変化を子供なりに感じていました。怒られてばかりいないで、たまには優しくされたい。そう思った子供の私は、熱を出したくてあるいたずらをしました。

体温計をこたつの中にいれて温度を上げました。

その結果、体温計は40度を示しました。それを見た母はぎゃ、と短く叫んで慌てて私を冷やし始めました。頭に氷枕を当てられたのです。
…寒い!熱なんかないのに、冷やしやがって!自分がやったいたずらはさておき、私は内心、母に毒づきました。
そこでふと、テレビを見ている途中だったことを思い出しました。テレビの続きを見よう。布団から出て居間に移動した私は、こっそりテレビを見ていました。すると母が気がついて鬼の形相で怒りだしました。

「あんたー 、熱があるのにテレビを見てー!おかあさん、そういうふざけた態度、嫌い!寝てなさあああーい!」

テレビを禁止されて寝かされました。熱なんかないのに。そして再び冷やされました。
いたずらがすっかり裏目に出ました。優しくされるどころか逆に怒られました。バチが当たるって、こういうことを言うのでしょうね。ちなみにいたずらだったことは母に言っていません。ここだけの秘密です。