さあ寝よう

宵っ張りの朝寝坊による、徒然なるひとりごとのブログ

映画「ヲタクに恋は難しい」

1、思ってたより恋愛映画でした。
2、思ってたよりミュージカル映画でした。
3、思ってたよりヲタク度は高くありませんでした。

1、距離の置き方と近づき方に悩むところはヲタクであってもなくても同じだよね。うーん、もどかしい。
「あなたにとってコミケの新刊がどれほど大事かわかるから」と言って原稿書きを手伝ってくれる彼氏さん。なんて理解があるのでしょう。なんて優しいのでしょう。私はこの一言に感動しました。
彼女の内界を理解したくて自分の部屋を彼女好み(と思われる)に改造しちゃう彼氏の純粋さにきゅんきゅんしました。でもあの部屋にはドン引きだよ!観てるこっちは笑いが止まらないよ!私は大学時代にヲタクの先輩の家に行ったらあんな感じだったことを思い出してしまったよ!その先輩の家では鍋料理禁止でした。理由はアニメポスターが湯気でふやけるから。天井にセーラームーンのポスターが貼ってあったのです。寝てるときに見れるように。ああ話がそれました…。

2、歌も踊りも楽しかった。集団コスプレイヤーのダンスはそうそう見る機会がないので。圧巻でした。
高畑充希の声と歌が良くてミュージカル女優みたいだなあ。と思ったら5月帝劇のミス・サイゴンに出るのですね。観たくなった。行こうかな。
(追記:彼女は元々ミュージカル・ピーターパンをやってた方なのですね。どうりで上手なわけだ。)

3、ヲタクな人達の濃さがいまひとつ伝わってきませんでした。それにコミケの熱気もあんまり感じられなかった。別世界ではなく、ちょっとした趣味の集まりにしか見えなかった。なんでかな?

総合的に観ると私はそこそこ面白いと思いました。なお、原作は未読です。