さあ寝よう

宵っ張りの朝寝坊による、徒然なるひとりごとのブログ

映画「シン・ウルトラマン」

今週のお題「何して遊んだ?」

遊びと言うと、ここ数年は映画鑑賞が多いです。先日、「シン・ウルトラマン」を観に行きました。ネタバレ、ちょこっとあります。

ウルトラマン。有名なわりにこれまで一度も見たことがありませんでした。だから知らなかったのです。あいつがいい奴だってことを。自分を犠牲にしてまで私らを助けようとしてくれる。それになんてスタイルがいいの。スラリとしたモデル体型で、目の大きい美男子さん。そしてスペシウム光線で敵を撃退。カッコいい! でも女性の匂いを平気で嗅いじゃう、変態っぽい一面があります。嗅ぎかたが大胆でした。ちょっと大人向けの映画かもしれません。 東京上空で飛行しながら闘うシーンがお気に入り。綺麗でした。

写真は横浜ランドマークタワーに出現した彼。10m級だそうです。目がちゃんと光ってる!コラボイベントは6月30日まで。

ランドマークのウルトラマン

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映画「メリー・ポピンズ」

お題「ゆっくり見たい映画」

風にのってやってきた魔法使いの家庭教師、メリー・ポピンズミュージカル映画。1964年公開、製作はアメリカ。

やんちゃなお子さま達もメリーの魔法と歌に夢中。交流するうちに子供達だけでなく厳格な親も変わっていく…という話。魔法がとても楽しくて、音楽も素晴らしい。メリー役のジュリー・アンドリュースの歌声が心に響きました。

先日、観に行くミュージカルの予習にと思って見返しました。そしたら曲が頭から離れてくれなくて、歌声が頭の中をぐるぐる回ってちょっと困りました(笑)。それくらい耳に残るメロディーの数々です。有名なところでチムチムチェリーとか。

現在公演中のミュージカルも素晴らしいです。魔法シーンが再現されていてびっくりしました。映画にはないアクロバティックなシーンもありました。 写真はカーテンコールです。撮影OKでした↓

ミュージカルについて。東京公演は東急シアターオーブにて5月8日まで、大阪公演は梅田芸術劇場にて5月20日から6月6日まで。

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映画「ある用務員」

お題「気分転換」

用務員のおじさんのほのぼのとした日常を描いた話…ではありません。れっきとした日本のアクション映画です。

ヤクザに育てられた殺し屋が主人公で、育ての親のヤクザの娘を見守るために高校の用務員として働いている。ある事実を知った主人公は、ヤクザの娘ともども命を狙われる羽目に。追っ手の殺し屋達と高校で死闘を繰り広げる…というストーリー。 本筋とは関係ないが、主人公がえらいカッコいい。こんなにカッコいい人に命がけで守られたらあっという間に好きになっちゃいそうだけど、そーゆー話ではありません。

全体的に通してダークな雰囲気が良かったです。それになんと言ってもアクションが素晴らしい。スピードがある。 中でも可愛らしいお嬢さん二人組の殺し屋がお気に入りです。とくにリーダー格のほうが動きが良くて、銃なしの接近戦は見ごたえありました。動き、キレッキレでした。なんでもスタンウーマンだそうです。どうりであのスピードだよ。

最後に希望を持たせたのもよかったです。悲惨だけど悲惨なだけじゃない。

けっこう本格的なアクション映画で、気分転換にちょうどいいと思いました。

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映画「スパゲティコード・ラブ」

お題「ゆっくり見たい映画」

東京国際映画祭で映画「スパゲティコード・ラブ」を観ました。東京で生きる若者たちの群像劇。承認欲求を軸に展開していきます。ネタばれ、ちょっとあります。

夢に向かって生きる。仕事の成功を目指す。推しのアイドルに夢中になる。お嫁さんを夢見て好きなひとにつくす。ライフプランを、夢を考える。 一生懸命やってるのに思うようにいかない。空回りしてばかりで結果はついてこない…。 あるあるそういうこと。仕事で結果を出すのはたいへんで。好きな人に好かれるのも。思い通りにはいかない。そんなことは年を重ねるとわかってきて折り合いをつけながらやっていくんだけど、若いうちはわかりません。で、悩む(ほんとは悩んでもしょうがないのに)。

今の若者も、かつて若者だった人も、幅広い世代が共感できます。心に響くものがあります。とくにこれから上京して頑張ろうとしてる方に観ていただきたいです。

個人的には推しのアイドルを想うウーバーイーツの男の子が純粋で良かったです。

それから、映像が洗練されててお洒落でした。東京の風景がたくさん出てきます。渋谷とか。

上映後、監督によるトークセッションがありました。一般客も写真撮影OKでした↓

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映画「のさりの島」

Dお題「ゆっくり見たい映画」

オレオレ詐欺で家にやって来た男を孫として泊め続けちゃうお婆さんの話。九州の天草が舞台です。 若い詐欺男は手癖が悪く、平気でお婆さんの店のお金をくすねる。お婆さんや天草を愛するラジオパーソナリティーと交流するうちに、丸くなって悪事を働かなくなるが…。

のどかな島の風景や優しい人々とともにゆったりと時が過ぎていく。鑑賞中はなんとも穏やかな時間でした。こころ癒されました。休みの日にゆっくり見るのにちょうどよいと思います。

お婆さんが詐欺男にクリームソーダを作ってあげるシーンが微笑ましくて良かったです。このシーンは元々台本にはなかったそうです。意外でした。自然な流れだったので。

能面師に指南を受けて表情豊かに作られた案山子に感心しました。こういうふうに作ればよいのですね。昔、農業をやっていた私の祖母が適当な案山子を作ってはカラスに見破られていたのを思い出しました。カラスがさんざんつついて祖母の案山子はボロボロでした。カラスよけに作るならあれくらい人間っぽく作らなきゃね、と、心の中であの世にいる祖母に呟きました。

監督による舞台挨拶つきの回を観ました。下の写真は監督がロビーに置いた劇中に登場するお釣り入れの箱です。本作が遺作となったお婆さん役の原知佐子さんの手書き文つき。味わいがありますね。↓

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映画「彼女来来」

同棲中の彼女がある日突然、別人に変わった。誰だよ?…という不条理な映画。ネタバレあります。

知らない女と暮らすことに戸惑う主人公。そりゃそうだ。追い出そうとするけど不憫に思っていまひとつ追い出せない。いなくなった彼女を見つけたものの話しかけられない。遠目で見てるだけ。なんて煮え切らない男なんでしょう(笑)。 拒否的だったのに、同棲するうちに愛着がわいて親しくなっちゃう。このくだりは苦笑しました。時間を共有すると仲良くなっちゃうよね。

舞台挨拶つきの回を観ました。監督曰く、この映画を作るきっかけになったのは自分の体験だそうです。付き合う女性に毎回同じ愛の言葉を言ってる自分に気づいて、キモ!と思ったって。で、

交際相手は替えがきく

…というテーマらしい。現実は案外そんなものなのかも。君じゃなきゃいけないんだ!っていう熱い映画よりも共感できました。そう思う私は監督と同様に冷たい人間なのかもしれません。

なかなか珍しい設定で面白かったです。難解でした。その分、見ごたえがありました。

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映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

アクションと笑いの心優しき殺さない殺し屋ムービー。良かった!ネタバレちょこっとあります。

次々とやってくる見せ場のアクションシーンにドキドキしました。見所が多いです。けっこう大がかりな場面が多いのに、すごいと思いました。お金かかってますな!マンションの改築現場の足場(表現が合っているか自信ないですが)を使ったアクションが迫力ありました。あれを使うという発想がいい。

本人はまじめにやってるのに職場の人たちには いまいち伝わらない。ずれたキャラが微笑ましくて笑いを誘いました。殺し屋なんだけど殺さない。無表情なのに優しい。ギャップが良いです。これは原作がそういう設定なんでしょうね。原作は未読です。面白そう。読みたくなりました。

主人公もカッコよかったし、妹が強くて綺麗でカッコかわいい。素敵でした。

日本のアクション映画も素晴らしい、と再認識しました。洋画に負けてないと思います。 ちなみに前作は観てません。見そびれました。でも支障なく楽しめました。2作目がこんなに面白いなんて、前作もさぞ面白いのでしょうね。

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